心のケア・メンタルヘルス

“動かなきゃいけないのに動けない”とき

自分を責めずに前へ進むためのヒント

【はじめに】

「やらなきゃいけないのに、身体が動かない」
「気持ちがついていかなくて何も手につかない」
「『怠けてるだけ』と自分を責めてしまう」

そんな経験はありませんか?

私自身、前職で心がすり減っていた時期、
予定を立てても実行できず、
“動けない自分” を責めてさらに苦しくなる——
そんな悪循環に陥っていたことがありました。

でも今なら分かります。

動けないのは、意志が弱いからでも怠けているからでもなく、
「心がもう限界に近いよ」というサインだった
のだと。

この記事では、
“動けない自分”とどう向き合えば、
自分を責めずに前へ進んでいけるのかをお伝えします。


📌【目次】

  1. 「動けない」のは怠けではない
  2. 心が動けなくなるときの3つの背景
  3. 私自身が“動けなかった時期”の話
  4. 動けない自分と付き合うための3つの視点
  5. 今日からできる“小さな一歩”の始め方
  6. まとめ:動けなくても、あなたは前に進んでいる

1. 「動けない」のは怠けではない

結論から言うと、
動けないのは“心が疲れている”というれっきとした状態です。

つまり、

  • 体力がない
  • 集中できない
  • 思考が重い
  • 不安が強い

といった心のエネルギー不足が原因で、
「意志の問題」ではありません。

だからこそ、
責める必要はまったくないのです。


2. 心が動けなくなるときの3つの背景

✔ ① 気を張りすぎて疲れが蓄積している

緊張し続けると、動くための余力が残らなくなる。


✔ ② 完璧じゃないとできないと思い込む

ハードルが高いと、最初の一歩が踏み出せなくなる。


✔ ③ 本音と行動がズレている

“本当は休みたい”“やりたくない”と心が感じていると動けなくなる。


3. 私自身が“動けなかった時期”の話(あなたの体験)

仕事のストレスが重なり、
気持ちが追いつかなくなっていた頃のことです。

タスクを前にしても、身体が動かない。
やらないといけないのに、気持ちが重くて手がつかない。

そんな自分に対して
「なんでできないんだ」
「皆できているのに」
と責めてばかりいました。

でも実際は、心が限界に近かっただけでした。

あの頃の私は、
“休む”という選択肢を自分に許せず、
心が悲鳴をあげていることに気づけていなかったのだと思います。


4. 動けない自分と付き合うための3つの視点

① まず「動けない自分」を否定しない

否定が強いほど、動けなさは深くなります。


② やることのハードルを思い切り下げる

「着替える」「メールを1通返す」など
10%の力でできることから。


③ いま必要なのは“行動”ではなく“回復”かもしれない

動けなさは、休むべきときのサインである場合が多いのです。


5. 今日からできる“小さな一歩”の始め方

✔ ① 3分だけやってみる

3分で終わってもいいし、続いてもいい。


✔ ② タスクを「1ミリだけ動かす」

例:
・資料を開くだけ
・必要なものを机に出すだけ
・メモを書くところまで

それでも立派な前進です。


✔ ③ 「今日はここまででOK」を自分に許可する

自分に優しくなるほど、次の一歩が楽になります。


6. まとめ:動けなくても、あなたは前に進んでいる

動けない日は、「停滞」ではありません。
あなたの心が、壊れないように守ってくれているサインです。

だからこそ、
動けない日は自分を責める必要はありません。

どれだけ小さな一歩でも、
それは確実に前進です。

そして何より、
あなたはもう十分頑張ってきた人です。

どうか、自分のペースで歩いていけますように。

“休み方が分からない”と感じるとき前のページ

“自分に厳しすぎる”と感じるとき次のページ

関連記事

  1. 働き方

    できないまま働くのは悪いこと?自分らしい働き方のヒント

    「できないことがある自分は、働いちゃいけないんじゃないか」そんなふう…

  2. 心のケア・メンタルヘルス

    “慎重すぎる自分”を責めないで

    一歩を踏み出すための心の整え方【はじめに】「石橋を叩…

  3. 心のケア・メンタルヘルス

    “できない自分”を隠したくなるとき

    はじめに人と比べて「できないこと」が目立つとき、私たちはつい…

  4. 働き方・キャリア

    仕事がつらくなるのは、能力不足じゃなかった

    はじめに仕事がうまくいかなくなると、私たちは真っ先に…

  5. 働き方・キャリア

    それでも、働き続けたいと思った日

    ― 仕事を辞めた私が、もう一度考え始めたこと ―はじ…

  6. 働き方・キャリア

    辞めたあとに残ったのは、「失敗」じゃなかった

    ― 立ち止まった時間が教えてくれたこと ―はじめに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


  1. 共生・バリアフリー

    “かわいそう”のその先へ ― 見られる側から、生きる側へ
  2. こころのケア

    “我慢しすぎた自分”を責めないで
  3. 働き方・キャリア

    仕事がつらくなるのは、能力不足じゃなかった
  4. 障がい者との関わり方

    障害当事者が語る伝え方と頼り方の工夫
  5. 当事者の声

    “次の一歩”を踏み出すとき ― 焦らずに動き出す勇気
PAGE TOP