― 心に何かを抱えながら生きるあなたへ ―
はじめに
ここまで、このシリーズを読み進めてくださったあなたへ。
もしかしたら、毎回欠かさず読んでくれていたかもしれないし、
たまたま今、この記事にたどり着いたのかもしれません。
どちらであっても、
今この文章を読んでいるあなたは、
きっと“何かを抱えながら生きてきた人” だと思います。
私自身、対人関係に悩み、
仕事を辞めるという選択をするまで、
ずっと「ちゃんとしなければ」「迷惑をかけてはいけない」
そんな思いを胸に生きてきました。
この最終回では、
解決策や前向きな結論を無理に提示するのではなく、
“ここまで生きてきたあなた自身”を静かに肯定する言葉
を届けたいと思います。
目次
- 「乗り越える」ことができなかった自分へ
- 私が立ち止まった場所で見えたもの
- 心を抱えたままでも、生きていい
- 「できない自分」と共に歩くという選択
- これから先の道は、白紙でいい
- おわりに:あなたの歩幅で、これからを
1. 「乗り越える」ことができなかった自分へ
世の中には、
「つらい経験を乗り越えて成長した」
という言葉があふれています。
でも私は、
すべてを乗り越えられるわけじゃない
という現実も、大切にしていいと思っています。
・今も苦しさが残っている
・完全には整理できていない
・思い出すと胸が痛む
それでも、
ここまで生きてきた。
それだけで、十分すぎるほどです。
2. 私が立ち止まった場所で見えたもの
仕事を辞めたあと、
私は「前に進めていない自分」に
強い焦りを感じていました。
周りは動いているように見えるのに、
自分だけが止まっている気がして。
でも、立ち止まったからこそ、
初めて見えたものもありました。
- 自分は、かなり無理をしていたこと
- 人に合わせることで、安心を保ってきたこと
- 本当は、とても疲れていたこと
止まることは、後退ではありませんでした。
自分を見失わないための、必要な時間だった のだと思います。
3. 何かを抱えたままでも、生きていい
不安が消えなくてもいい。
自信が持てなくてもいい。
ときどき揺れても、立ち止まってもいい。
心に何かを抱えたままでも、
人はちゃんと生きていけます。
むしろ、
そうやって生きている人のほうが、
人の痛みに気づけるのかもしれません。
4. 「できない自分」と共に歩くという選択
以前の私は、
「できない自分をなくしたい」と思っていました。
でも今は、
できない自分を置き去りにしないこと
のほうが大切だと感じています。
- 無理な日は、無理と言う
- 休みたいときは、休む
- 迷ったら、立ち止まる
それは甘えではなく、
自分と一緒に生きていくための選択 です。
5. これから先の道は、白紙でいい
はっきりした目標がなくてもいい。
将来像が描けなくてもいい。
これまであなたが生きてきた道は、
決して間違いではありませんでした。
だからこれからは、
「どう生きるか」を決めなくてもいい。
今日をやり過ごす。
明日を迎える。
それだけでも、立派な歩みです。
6. おわりに:あなたの歩幅で、これからを
このシリーズを通して、
伝えたかったことは、とてもシンプルです。
あなたは、もう十分頑張ってきた。
そしてこれからは、
少しずつでも、
あなたの歩幅で生きていい。
心を抱えながらでも、
迷いながらでも、
それでも、あなたの道は続いていきます。
どうか忘れないでください。
あなたの人生は、あなたの感覚を中心にしていい。
ここまで読んでくださって、
本当にありがとうございました。














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