家計管理

【節約のつもりが判断疲れになるとき】買い物の迷いを減らす決め方3つ

「少しでも安く買いたい」と思って、値段を見比べたり、ポイントを確認したり、まとめ買いを考えたりしているうちに、買い物そのものがしんどくなることはありませんか?
節約しているはずなのに、終わるころには頭がぐったりしている。そんなこともあります。

特に、障害のある一人暮らしでは、買い物はお金の問題だけではなく、体力、時間、移動、保管場所まで関わってきます。だからこそ、毎回ぜんぶを考えて決めるやり方は、じわじわ効いてくる疲れになりやすいです。

結論から言うと、買い物の迷いを減らすには、その場で頑張って判断するより、先に決め方を作っておくことが大切です。私は電動車椅子で一人暮らしをしながら、現在は在宅勤務をしていますが、値下げシールの商品を選ぶこと、Amazonや楽天市場で定期購入やまとめ買いを使うこと、ポイントがつくように工夫することは、たしかに家計の助けになります。ただ、それを毎回フルパワーで考えると、節約より先に疲れが来ます。今回は、節約のつもりが判断疲れになるときに、買い物の迷いを減らす決め方を3つに分けて紹介します。この記事を読むことで、「安く買いたいのに疲れる」から「迷いを減らしながら節約する」に近づきやすくなります。

目次

  • 1.よく買う物は「買い方」を先に決める
  • 2.安さの基準を一つにしぼる
  • 3.ポイントや比較は「上限」を決めて使う

1.よく買う物は「買い方」を先に決める

判断疲れが増えやすいのは、毎回ゼロから決めているときです。
だから、よく買う物ほど「買い方」を先に決めておくとラクになります。

たとえば、日用品はAmazonや楽天市場でまとめ買い、食料品は値下げシールがあるものを優先、重くて運びづらいものはネット購入、というように分けておくと、その場の迷いが減ります。消費者庁も、家計管理では「使える金額」を確認し、「何にいくら使うか」を計画し、支出を確認することが大切だと示しています。買い物も同じで、買う前のルールがあるだけで、判断の回数をかなり減らせます。 消費者庁「お金の上手なやりくり」

2.安さの基準を一つにしぼる

節約で疲れるときは、「値段」「ポイント」「量」「送料」など、見る項目が多すぎることがあります。全部見られたら理想ですが、毎回それをやるのは、買い物というより小さな会議です。

私は、値下げシールの商品をなるべく選びつつも、「今すぐ使う物」「確実に使い切る物」を優先するようにしています。安くても使い切れなければ、節約というより保管コストの高い置物になってしまいます。金融庁も、家計管理の基本は収入と支出を把握し、収支を黒字にし、黒字分を貯蓄することだと案内しています。つまり、節約は一回ごとの勝ち負けではなく、家計全体で無理なく回ることが大切です。 金融庁「資産形成の基本」

3.ポイントや比較は「上限」を決めて使う

ポイントはうれしいですし、私もなるべくつくように工夫しています。ただ、ポイントを最大化しようとしすぎると、今度は時間と気力をたくさん使ってしまいます。得をしたはずなのに、ぐったりするなら、少しもったいないです。

消費者庁の資料では、キャッシュレス決済では利用可能額を設定したり、支払総額を確認したりして、使いすぎを防ぐ考え方が紹介されています。これはポイント活用にも似ています。たとえば、「比較は10分まで」「買う店は2つまで」「ポイント還元より総額優先」と決めるだけでも、かなりラクになります。厚生労働省も、もやもやした気持ちは書き出すことで、焦りがやわらぎ、考えやすくなると紹介しています。迷いが多いときは、自分の買い物ルールをメモにしておくのも良い方法です。 消費者庁「キャッシュレス決済の動向整理」 厚生労働省「今の気持ちを書いてみる」

まとめ

節約のつもりが判断疲れになるときは、節約が向いていないのではなく、決める回数が多すぎるのかもしれません。

まず、よく買う物は買い方を先に決めること。
次に、安さの基準を一つにしぼること。
そして、ポイントや比較には上限を決めること。

この3つを意識するだけでも、買い物はかなり静かになります。節約は、毎回フルスイングすることではなく、迷いを減らして続けやすくすることです。買い物の上手さは、最安値を見つける力だけでなく、疲れすぎずに暮らしを回せる力でもあるのだと思います。

参考文献・参照先

【安く買えたのに物が増えてしまうとき】節約と持ちすぎのバランスを整える考え方3つ前のページ

【制度もお金も情報が多すぎて疲れるとき】自分に合う集め方を整える考え方3つ次のページ

関連記事

  1. ストレス対処

    【朝から全部うまくやろうとしない】一人暮らしで一日を軽く始める準備3つ

    「朝からちゃんと動けないと、その日が全部だめになる気がする」「起きた…

  2. お金と生活設計

    【急な出費がこわいとき】一人暮らしで先に作っておきたい小さな備え3つ

    「急にお金が必要になったらどうしよう」と、頭の片すみでずっと不安を抱…

  3. お金と生活設計

    【お金の勉強をしているのに不安が減らないとき】知識を暮らしに変える整理のしかた3つ

    YouTubeを見たり、本を読んだり、制度を調べたりしているのに、な…

  4. お金と生活設計

    【貯めなきゃと思うほど苦しくなるとき】無理なくお金を残しやすくする仕組み3つ

    「貯金しなきゃ」と思うほど、毎月の暮らしが苦しく感じることはありませ…

  5. ストレス対処

    【疲れた日に判断までやらない】一人暮らしで決めることを減らす仕組み3つ

    一人暮らしで在宅勤務をしていると、疲れた日でも「今日は何を食べるか」…

  6. お金と生活設計

    【節約しようとすると苦しくなるとき】生活を削りすぎない固定費の見直し方3つ

    「節約しなきゃ」と思うほど、食費を削ったり、楽しみを減らしたりして、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


  1. ストレス対処

    【「なんでそんなに気をつかうの?」と言われてしんどいとき】やさしさで消耗しすぎな…
  2. 障害と向き合う

    “ありがとう”が重たかった日 ― 感謝と自己否定のあいだで
  3. 働くのが怖い

    “うまくやろう”をやめたら、少しだけ前に進めた理由3つ
  4. 人間関係・コミュニケーション

    【「今さら相談しづらい」と感じたとき】ひとりで抱え込み直さないための考え方3つ
  5. こころのケア

    “自分の気持ちをうまく伝えられない”と思うとき
PAGE TOP