「朝からちゃんと動けないと、その日が全部だめになる気がする」
「起きた瞬間から、仕事、家事、体調のことが頭に並んでしんどい」
そんな朝はありませんか?
結論から言うと、朝を軽くするコツは、朝にがんばることではなく、朝の負担を減らしておくことです。とくに一人暮らしで、しかも障害がある暮らしでは、朝から全部を整えて出発するのは、思っている以上に重たい作業です。だから必要なのは、気合いではなく準備です。今回は、朝から全部うまくやろうとしないための準備を3つに絞って整理します。脳性麻痺の当事者として一人暮らしをし、在宅勤務をしている私の生活実感もまじえながら、すぐ使える形でお伝えします。この記事を読むと、朝のしんどさを少し減らし、一日を軽く始めるコツが見えてきます。
目次
- なぜ朝は重たくなりやすいのか
- 準備1 朝いちばんの仕事を小さく決めておく
- 準備2 前日の夜に「明日の自分を助ける」
- 準備3 朝の正解を1つにしない
- まとめ
なぜ朝は重たくなりやすいのか
朝がしんどいのは、気持ちの弱さではなく、起きてすぐに判断が集中しやすいからです。着替える、食べる、体調をみる、仕事を始める、連絡を返す。これが一気に来ると、まだエンジンがかかっていない頭には少し重いです。しかも、眠りが浅かった日や、前日にがんばりすぎた日は、朝の負担がそのまま大きくなりやすいです。Mayo Clinicでも、ストレスが強いと睡眠や集中に影響しやすく、静かで落ち着ける就寝ルーティンや一定の生活リズムが大切だと紹介されています。Stress relievers: Tips to tame stress
準備1 朝いちばんの仕事を小さく決めておく
朝の最初から「今日は全部うまく回そう」とすると、頭の中で会議が始まります。おすすめは、朝いちばんの仕事を1つだけ決めておくことです。たとえば、「パソコンを開く」「白湯を飲む」「カーテンを開ける」「仕事のチャットだけ確認する」くらいで十分です。【何もできない日が続くとき】少しずつ立て直すための考え方3つ
準備2 前日の夜に「明日の自分を助ける」
朝を楽にするいちばん現実的な方法は、前日の夜に少しだけ仕込むことです。服を決める、飲み物を用意する、仕事の最初の画面をメモしておく、朝食を簡単にしておく。これだけで、朝の判断が減ります。厚生労働省も、セルフケアは早めに行うほど効果があり、その日の体調や気分に合わせて無理なく選ぶことが大切だと案内しています。こころと体のセルフケア
準備3 朝の正解を1つにしない
「朝はこうあるべき」を1つに決めすぎると、外れた瞬間に苦しくなります。だから私は、朝のパターンを1つではなく2〜3個持つのが実用的だと思っています。たとえば、「通常モード」「省エネモード」「かなりしんどい日モード」です。朝食ありの日もあれば、飲み物だけで始める日があってもいい。仕事も、フルスタートの日と確認だけの日があっていい。頭の中が混みやすい日は、気持ちややることを書き出すだけでも、少し距離が取れます。厚生労働省は、書くことで悩みを客観的に見やすくなり、新しい選択肢に気づきやすくなると紹介しています。今の気持ちを書いてみる
まとめ
朝から全部うまくやろうとしないことは、手抜きではなく設計です。
最初の仕事を小さく決める。
前日の夜に明日の自分を助ける。
朝の正解を1つにしない。
この3つがあると、朝はかなり軽くなります。一人暮らしの朝は、毎回フル装備で出発しなくて大丈夫です。スマホにも省電力モードがあるのですから、人間にもあっていいはずです。朝を完璧にするより、朝を通過しやすくする。そのほうが、一日全体はむしろ回りやすくなります。










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