タスク整理

【今日やることを決めたのに、夕方になると何も終わっていないとき】一日を軽く立て直す考え方3つ

「今日はこれをやろう」と朝に決めたのに、気づけば夕方。あれこれ動いていたはずなのに、終わった感じがしない。そんな日はありませんか?

さぼっていたわけではないのに、連絡を返したり、途中で予定がずれたり、細かいことに時間を取られたりして、思っていた形では進まない。こういう日は、できていないことばかりが目に入って、気持ちまで重くなりやすいです。

でも、そんな日に必要なのは、「もっと頑張ること」ではありません。むしろ大事なのは、夕方の時点で一日を立て直せる見方を持っておくことです。私自身、全部を取り返そうとすると余計に苦しくなるので、夕方からは「残りをどう軽くするか」を考えるようにしています。

今回は、今日やることを決めたのに、夕方になると何も終わっていないように感じるときに、一日を少し軽く立て直す考え方を3つ紹介します。読むことで、「もうだめだ」で終わらず、そこから戻るための道筋が見えやすくなるはずです。

目次

  1. まずは「何も終わっていない」を見直す
  2. 今日のゴールを夕方仕様に小さくし直す
  3. 明日に残すものを決めて、失敗扱いしない

1. まずは「何も終わっていない」を見直す

夕方に苦しくなるのは、本当に何もできていないからというより、できたことが見えていないからのことがあります。

たとえば、返信をした、確認をした、予定を動かした、必要な準備をした。こういう作業は、形に残りにくいので「進んでいない」と感じやすいです。けれど実際には、生活や用事を回すための大事な仕事です。厚生労働省は、頭の中だけで抱えず、紙やスマホに書き出すことで、悩みや状況を客観的に見やすくなり、落ち着いて考えやすくなると説明しています 厚生労働省

だから夕方になったら、まず「終わっていないこと」だけでなく、「今日すでにやったこと」も短く書き出してみるのがおすすめです。見えるようになるだけで、気持ちの追い込まれ方は少し変わります。

2. 今日のゴールを夕方仕様に小さくし直す

朝に決めた予定は、朝の元気さを前提にしていることがあります。そこに、途中の連絡や想定外のことが重なると、夕方には同じペースで進めるのが難しくなります。

そんなときは、「朝の予定を守れなかった」と考えるより、夕方の自分に合うゴールへ小さくし直すほうが実用的です。たとえば、「資料を完成させる」ではなく「見出しだけ決める」、「全部返事する」ではなく「急ぎの1件だけ返す」といった形です。厚生労働省の「こころの耳」の資料でも、目標を高くしすぎず、できるだけ具体的にし、スモールステップで考えて行動に移すことが大切だと示されています 厚生労働省(こころの耳)

夕方からの立て直しに必要なのは、根性ではなく、目標のサイズ変更です。いわば、フルコースを諦めて、お茶漬けに切り替える感じです。お腹が満たされれば、それで十分な日もあります。

3. 明日に残すものを決めて、失敗扱いしない

夕方にしんどくなる日のもうひとつの原因は、「終わらなかったこと」を全部、失敗に入れてしまうことです。でも実際には、今日できる量には限りがありますし、その日の体調や出来事でも大きく変わります。

厚生労働省のセルフケアのページでも、つらいときは無理をしすぎず、その日の気分や体調に合わせてできることを選ぶことが勧められています 厚生労働省
だから、残った用事は「できなかった」ではなく、「明日に回すもの」として置き直してよいのだと思います。

ここで大事なのは、ただ先延ばしにするのではなく、

  • 明日やるもの
  • 今週中でよいもの
  • いったん外してよいもの

に分けることです。置き場所が決まると、頭の中に積みっぱなしになりにくくなります。一日をきれいに終えることより、次の日に持ち越しても崩れにくい形を作るほうが、ずっと暮らし向きです。

まとめ

今日やることを決めたのに、夕方になると何も終わっていないように感じるときは、

  • まず今日できたことを書き出す
  • ゴールを夕方仕様に小さくし直す
  • 明日に残すものを決めて失敗扱いしない

この3つを意識すると、一日を少し軽く立て直しやすくなります。

毎日きれいに予定どおり進まなくても大丈夫です。むしろ、崩れた日の立て直し方を持っているほうが、生活は長く安定します。夕方に「終わっていない」と感じた日こそ、自分を責める時間ではなく、残りをやさしく組み替える時間にできたらいいのだと思います。

参考文献・参照先

【やることを決めたのに途中で気がそれるとき】戻りやすくする工夫3つ前のページ

【やることが多い日に、ひとつ終わるたびに次が重くなるとき】疲れをためにくい進め方3つ次のページ

関連記事

  1. コミュニケーション

    【頼りたいのに、どこまでお願いしていいか分からないとき】伝え方の線引きを整える考え方3つ

    「助けてほしい気持ちはある。でも、どこまでお願いしていいのか分からな…

  2. AI活用

    【調べるほど動けなくなるとき】情報を集めすぎない決め方3つ

    制度のこと、お金のこと、AIのこと。ちゃんと知ってから動こうと思って…

  3. コミュニケーション

    【手伝わないほうがいいのか、声をかけたほうがいいのか迷うとき】ちょうどいい距離の取り方3つ

    「手を出しすぎるのも違う気がする。でも、何も言わないのも冷たく見えそ…

  4. コミュニケーション

    【支えているうちに、自分ばかり頑張っている気がして苦しくなるとき】関わりを立て直す考え方3つ

    「気づけば、こちらばかりが考えている気がする」「支えたい気持ちはある…

  5. お金と生活設計

    【節約しようとすると苦しくなるとき】生活を削りすぎない固定費の見直し方3つ

    「節約しなきゃ」と思うほど、食費を削ったり、楽しみを減らしたりして、…

  6. お金と生活設計

    【制度やお金の情報が多すぎて疲れるとき】自分に必要な情報だけ拾う考え方3つ

    「NISAも気になるし、節約も気になるし、制度の情報も見たい。でも、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


  1. 自己紹介・このブログについて

    はじめまして。脳性まひの車椅子ユーザーが語る“共に生きる”ってなんだろう?
  2. 共生・バリアフリー

    障害は遠い話じゃない ― 明日は我が身、だから今できることを
  3. コミュニケーション

    【本人のためを思って言っているのに、口うるさくなってしまうとき】伝わりやすく整え…
  4. 障がい者との関わり方

    誰かの“優しさ”が、苦しかったとき ― 無意識の差別とどう向き合うか
  5. AI活用

    【AIで下書きはできたのに、出すのがこわいとき】公開前の不安を軽くする見直し方3…
PAGE TOP